2017年の里食堂


第10回~2017年1月29日

2017年最初の里食堂、今回も野菜のおいしさを堪能させてもらいました。

 

畑で食べた生の白菜の甘さ、サラダにしてもやっぱり甘くておいしかったです。

茎ブロッコリーを茹でただけであの美味さ。

シチューのルーが足りなくて、あるもので味を調えていったら、シチューよりもおいしいものが出来上がったり、

ブロッコリーの葉っぱの炒め物や、

懐かしい甘さのホウレンソウのおひたし。

大根の煮物もおいしかったですね。

 

今年もまた、無農薬野菜の旬の採れたてをいただけるのかと思うと、一年が楽しみです。

 



第11回~2017年4月15日

今回のおたがいさま里食堂、春の野草な会でした。

まずは、新狭山ハイツのビオトープ『わくわく自然園』へ。

こどもたちは、オタマジャクシに夢中。

そりゃそうですね。

ここでは、ふき、のびる、こごみを収穫。

うちでものびる採ってるー。と言ってたこどもがいたのにはびっくり。

さすが狭山です。

 

実はこのビオトープ、団地の人たちがDIYでつくった人工の池。

いまでは自然そのものです。

元々はコンクリートのいわゆる調整池だったとは、誰も気づかないですよね。

 

いつもの畑では、春ならではの収穫。

のらぼう、菜の花、ブロッコリー、にら、ホウレンソウ、春菊。

並べてみると、草だらけ。

ものすごく健康そう。

 

みんなでごはんを食べる、という目的(たぶん、そういうことだろうと思います)にむかって、

つくる人、遊ぶ人、しゃべる人にわかれて、それぞれがんばる1,2時間後、

できあがった「今日のメニュー」は、

 

ブロッコリーのおかかあえ

ニラのちぢみ

ほうれんそうのサラダ

ほうれんそうのみそしる

しゅんぎくのてんぷら

こごみの天ぷら

なの花スパゲッチ(⇒なの花あえになりました)

しゅんぎくのみそ

ふきとあぶらあげのにもの

 

今回も超ヘルシー、おいしいごはんでした。

参加者は、過去最多のおとな17人、こども17人。

どうなることかと軽く心配しましたが、

皆さんにおまかせしてたら、やっぱりなんとかなりました。

参加していただいた皆さん、どうもありがとうございました。



第12回~2017年5月13日

大方の予想と個人的超前向き予想が大外れとなる

一日中雨の里食堂。

 

そんな中でも畑に行くぞー、という勇者と一緒に収穫してきました。

傘を差しながらの収穫、って普通はやんないですよ。

なかなかレアな体験です。

 

端境期(はざかいき)だからあんまり採れないかも...と心配してくれていましたが、

ほうれん草、小松菜、サニーレタス、ラディッシュ、

スナップエンドウ、きぬさや、タマネギ、パクチー、にんにくの芽。

今回もバラエティ豊かな収穫となりました。

 

メニューは、キッシュに始まりいつになくおしゃれな雰囲気漂うメニューになりました。

毎回収穫も違うけど、メニューの感じも違ってて、それもまた面白いところです。

 

ごはんの完成に向かって、それぞれやることを見つけていくのはいつも通り。

こどもと遊んでる人、もくもくと豆の筋を取り続けてる人、ゴマをつぶす人、洗い物する人、料理する人、

料理の仕方も、いろいろとへえー、っていう発見がありますね。

 

できあがったごはんは、どれもおいしかったです。

ごちそうさまでしたー、っていう頃には、雨もすっかり止んでました。

そんな一日もありますね。

雨にも負けず参加してくれた皆さん、ありがとうございました。



第13回~2017年7月23日

”夏がいちばん収穫派手ですよね~”

という声も聞こえた今回の里食堂、

これでもか!というぐらい収穫しました。

 

まずは、じゃがいも掘り。

おいも劇場の時も掘りましたが、何度掘っても楽しいのです。

そして、ナス。

子どもたちにとっては、はさみを使って初めてのナスの収穫です。

最初は”とげが~”って怖がっていた子も、すぐに慣れてナスとおともだちです。

トマトの収穫は人気。

奥の方に隠れてるのも、残さず採ります。

シソとバジルは採り放題。

ここは大人たちが大喜び。

摘み始めると、いい香りに包まれて、それだけで幸せです。

 

赤とんぼがたくさん飛んでいて、指を立てればとまるかも?ということでみんなで指立て。

サービス精神旺盛な赤とんぼではなかったようで、誰の指にもとまらず、外から見たら変な団体でした。

かぼちゃにとうもろこし、スイカまで採らせてもらって、集会所へ戻ります。

 

さあ、何作る?

って子どもたちに聞いたら、やっぱり”カレー!”の一声が。

ということで、メインは夏野菜カレーになりました。

 

大量のじゃがいもは、チーズ入りのいももちに。

キュウリ、トマト、シソ、バジルなどなどは、和えたり、冷汁にしたりして。

夏野菜は生で食べるのが多いのは、やっぱり夏だから?

火を使うと暑いだろ、っていう自然の計らいでしょうか。

もちろん、無農薬なので安心です。

 

あとは、みなさん自然と手分けしてごはんづくり。

主催者が炊飯器の内がまを忘れてくる、そしてお米の分量を間違えるという大失態(ごめんなさい…)を冒すも、

みなさんさすがのリカバリー。

頼りになります。

 

こどもたちも、いももちづくりのお手伝い。

そして、いつもの基地づくり(おうちづくり?)も欠かさずに。

あの部屋の中でかくれんぼまでできるとは、子どもの遊びの能力は無限大です。

 

できあがったごはんを前に、いつものように”いただきます”の号令をかけてもらい、食べ始め。

色とりどりで、シンプルに美味しい料理が並びました。

いろんな野菜をトッピングしたカレーは、かなり豪華です。

デザートには、スイカも登場。

やっぱり夏ですね。

 



第14回~2017年8月19日

今年の『ハイツで流しそうめん』、奇跡的にお天気にも恵まれて、

ひとときの夏を感じていただけたのではないでしょうか。

 

最近よく予想が外れるんですが、今回もそうでした。

みんな集まってくるのは12時頃だろうなあ、と思っていたら、

10時からすでに手作り工房の前には、たくさんの子どもたちの姿が。

 

自分用の竹の器をつくったり、竹のオブジェづくりに励む子や、

竹とんぼづくりに夢中のおとなもいて、なんとも賑やかな工房でした。

 

今回は、工作に疲れた人のためにも、避暑地として『まるた小屋』を開放。

本に囲まれてまったりと涼しく過ごしてもらいました。

おいも劇場を開いてくれてる『あおやぎ文庫』もここで活動してるので、

『まるた小屋』、また遊びに来てくださいね。

 

流しそうめんのレーンが完成し、そうめんや薬味の準備も整ったら、いざそうめん投入。

子どもたち、口をいっぱいにしながらも、目の前を流れていくそうめんに釘付けです。

途中、スペシャルオプションのミカン・モモ・トマトなんかも流れていきましたね。

ちゃんとおはしで掴めたかな?

 

ひとしきりそうめんを楽しんだら、子どもたちは泥んこ遊び。

子どもってやっぱり自由だなと思い知らされました。

そして、親って大変だなっていうことも…。

来年からは、”着替え持参でお願いします”って書くようにしますね。

 

そうめんをひたすら茹でてくれていたみなさん、

レーン作りをしてくれていたみなさん、

竹の工作に励んでくれたみなさん、

遠くから来てくれたみなさん、

たくさんそうめんを食べてくれたみなさん、

思いっきり遊んでくれたみなさん、

後片付けを手伝ってくれたみなさん、

おかげさまで楽しい一日になりました。

ありがとうございましたー。

 



第15回~2017年11月4日

今回は、新狭山ハイツ恒例『いもほり&おいも劇場』にお邪魔してからの里食堂です。

13時過ぎから夜までという、けっこうハードに遊ぶ一日です。

 

まずは芋掘り。

スーパーではおそらくお目にかかれない巨大なさつまいもがたくさん掘れましたよ。

中には、かぼちゃと混ざってるのでは?みたなのもあって、おとなもびっくり。

 

今年はさつまいも掘りのあと、落花生も収穫するというスペシャルでした。

初めてですよね、落花生の収穫って。

花が落ちて、そこに実ができるってこともなかなか知られていないかもしれません。

土の中に埋まってるので、ほぼ芋掘りです。

よく見ていないと見落としてしまうので、残さず収穫するのはじゃがいも以上に大変です。

 

収穫したあとは、お待ちかねのおいも劇場!

子どもたちはみんな、両手に焼き芋抱えてかぶりつきです。

おくはらゆめさんの「やすんでいいよ」でほっこりして、

「やきいもするぞ」でくすっと笑って、

ライブペインティング!という豪華なひと時を焼き芋と共に。

 

おいも劇場を主催してくれた「あおやぎ文庫」「楽農クラブ」のみなさん、ゆめさん、ありがとうございました!

 

さあ、さつまいもだけではちょっと物足りないので、ここからはいつもの畑へ。

とはいっても、まだそんなに野菜も育っていないので、ブロッコリーと大根と水菜、ラディッシュ、食用菊を収穫させてもらいました。

来月には、もうすこし育っているはず。

期待して待ちましょう。

 

今回のメニューは、

・きくとだいこんのはっぱのかきあげ

・だいこんのはっぱのふりかけ

・いもごはん

・フライドだいこん

・さつまいものみそしる

・さつまいものクッキー

・はやとうりとみずなのサラダ(ブロッコリーとかぶも)

というラインナップ。

メニューを書いてくれる子どもの字が、前よりもうまくなっているのを見て成長を実感します。

 

今回は、すごい手際の良さでした。

子どもたちも、お手伝いしたがったり、暴れまわったり。

ほぼほぼ暴れまわってますが。

そして、はしゃぐ声とともに、ときどき泣き声がしますが。

ひとりでごはん作って子ども見てってしてたら、ほんとに大変なんだろうなあと毎回思ってます。

 

無事にごはんも出来上がり、みんなで並んで美味しくいただきました。

ふと気が付けば、今回も全くの肉無し。

野菜だけで豪華な食事ができました。

ありがとうございます。



第16回~2017年12月10日

今回の里食堂は、おとなの里食。

さらに、男の料理、という今までにない里食堂でした。

 

15時に集まったのは、男3人。

一体どうなるのかと一瞬悩んだものの、

この状況を楽しまないと損だなと。

なかなか無いシチュエーションで畑に到着。

じゃがいもを掘り、茎ブロッコリーを摘んで、

大根、ネギ、里芋、水菜を採って、収穫は終了。

白菜とキャベツもいただきました。

 

そんな今日の収穫で作る料理は、

・男のサラダ ~マヨネーズを添えて 

   → いわゆる普通のサラダです。

・男の野菜スティック ”miso”ディップ 

   → 単なる野菜スティック。

・男のハードボイルドpotato 

   → 茹でたじゃがいもですね。

・長ネギ カルソッツ風 

   → 焼きネギです。

・大根葉炒め

・里芋のにっころがし

 

名前って大事ですね。

何の変哲もない普通のサラダが、おしゃれに見えるし、

茹でじゃがは、ハードボイルドポテトになります。

 

料理はみんな手探りです。

やってみると、普段女性たちがちゃきちゃき料理しているのが、いかにすごいことなのかがわかります。

ありがたさを感じつつ、なんとか出来上がりました。

いつものテーブルをみんなで囲み、いただきますをしたら、今日は乾杯も。

 

意外とみなさん、お酒もお好きなようで、進む進む…

それにつられて話しも弾む弾む。

狭山のことや、介護のこと、いろいろ話しました。

『おとなの里食』がたまにあってもいいもんですね。